岩手,群馬,静岡などの地方の食材を使ったローカル限定料理コンテストいろいろ

日本各地で募集している地方の食材を使った料理コンテストいろいろです。実演調理などの条件でその地域にお住まいの方しか応募できないものもありますが、意外といい賞金や豪華な副賞が贈られるコンテストもあります。

各地のローカル限定料理コンテストの詳細は以下から。


■料理コンテスト「いわいずみ短角牛+1」(岩手県)

岩手県の岩泉町が主催している、岩手特産の短角牛(たんかくぎゅう)をアピールする料理コンテストです。
日本の和牛といえばと実に95%が「黒毛和種」で、主に北海道や東北で飼育されている短角牛はわずか1%にも満たない希少種です。とうもろこしを中心とした濃厚飼料で飼育され運動をさせずに育てる黒毛和牛に対し、短角牛は牧草などの粗飼料を中心に飼育されよく運動させるので肉質は、赤身重視です。しかし、短角牛は旨味成分の含有率はほとんどの項目で黒毛和牛よりも高いのです。つまり、不自然に生成された脂の味ではなく、肉本来の美味しさがつまっています。
この短角牛と岩泉町の産物1品以上を使い、1食500円以内で家庭や屋台で調理ができ、野外で手軽に食べられるというのが条件です。応募資格として、二次審査において調理の実演が可能な人に限るということですので、近隣にお住まいの方に限られているのが残念なところです。
一次の書類選考から選ばれた5名から、一般の試食審査員50名による二次審査で、最優秀賞(1名/副賞5万円)、優秀賞(2名/3万円)、優良賞(2名/1万円)が決まります。
締切りは、2011年2月15日必着。




■きゃべ・じゃがレシピコンテスト(群馬県)


スキー場やホテルを展開するパルコール嬬恋(つまごい)リゾート が、嬬恋村特産のキャベツとジャガイモを使ったレシピの募集をしています。昨年の2010年10月から2011年3月までの期間に全6回の募集がされており、次回は第5回目で、締切りは2011年2月15日です。
応募者の中から、金賞(各回1名)にパルコール嬬恋リゾートホテル (スィートルーム(2名) 65,000円相当ご招待券:朝食付き)、銀賞(各回1名)にパルコール嬬恋リゾートホテル(宿泊券(2名) 10,000円相当ご招待券:朝食付き)、銅賞(各回1名)パルコール嬬恋スキーリゾート ゴンドラ・リフト1日券(10名分)4,500円相当がそれぞれ贈られます。

また、各回金賞受賞者の中からグランドチャンピオン(1名)が選ばれ、2011年度スキーシーズン券(2名分) 38,000円相当が贈られるほか、受賞レシピはパルコール嬬恋リゾート内のホテルバイキングまたはゴルフ場のレストランメニューに採用されます。




■ぐんまの物語弁当コンテスト2011(群馬県)


お次も群馬ですが、こちらは採用されると商品化されます。
募集テーマは「自然・伝承・文化編」で、自慢できる自然や伝承(昔話)・歴史的な建造物や文化的財産などと、県産食材とを組み合わせて、物語仕立てにしたお弁当のコンテストです。"地産地消"と"キャラ弁"を足したような感じでしょうか。
優秀作品は弁当業者によって商品化されます。
応募資格は、群馬県在住、在勤、出身者限定で、締切りは2011年2月15日。




■料理コンテスト in 茶どころ藤枝(静岡県)


日本一のお茶処である静岡県藤枝市が募集している、緑茶の葉やてん茶(抹茶)を食材にした料理コンテストです。「お茶っ葉食べ茶ォ」というタイトルがついています。
一般部門とプロ部門があり、優秀賞として各部門1名づつに賞金5万円が、優秀賞として各部門4名づつに賞金3万円が応募資格は20歳以上の、2011年3月13日(日)に藤枝市のコンテスト会場で行われる二次の実技選考に参加できる方です。
締切りは、2011年2月4日。