裏地桂子さんが選ぶ口福の調味料展


クリエイティブコーディネーター裏地桂子さんの最新著書「お家ごはんが美味しくなる口福の調味料100味選」からチョイスされた、この季節にぴったりの調味料が限定販売されるとのことで早速行ってきました。
展示、販売の様子は以下から。

場所は京都の四条烏丸に今年11月にオープンしたLAQUE(ラクエ)四条烏丸店の地下1階にある中川政七商店で、店内のど真ん中にコーナーが設けられていました。



裏地桂子さんは1996年より、「GRAZIA」「メイプル」「和樂」などの女性誌でライター、コーディネーターと活躍後、現在はクリエイティブコーディネーターとして企業やショップのプロデユース、コンサルティング、商品企画などを手掛けておられる方です。この日はお着物姿の裏地さんご本人が来店され、サイン会が行われていました。


商品を手に取って見ていると直接商品の説明をしていただけました。


こちらはインパクトのあるパッケージで思わず手に取ってしまう松前屋の「昆布の水塩」。

スプレー式の透明ボトルに入った北海道白口浜産の真昆布の旨味を引き出したリキッドソルトです。会場にあったのは塩分濃度15%(森)、17%(海)の2種類。15%(森)はハーブと香辛料入りで洋食向き、17%(海)は鰹節、干し椎茸、干し貝柱、干しエビの風味で和食に使えそうです。


色がきれいな山口県柚子屋本店の「だいだいグリーンスライス」。

青いうちにもぎとった夏みかんの果皮と実との間の貴重な薄い半透明部分だけを切り取ったものをシロップ漬けにしてあります。料理を鮮やかに演出するだけではなく、無添加で調理されているため味も抜群という裏地さんのお墨付き。残ったシロップはソーダで割っていただきましょう。


奥井海生堂の「吉祥昆布」。

大本山永平寺のお台所に昔から伝わる細工昆布で、二枚の山出し昆布がおめでたい形(吉祥の形)に結ばれています。鍋や湯豆腐用で出汁の出具合をみながら昆布の変化する様子が楽しめます。お客様や友人と鍋を囲む時に使えば喜んでもらえそうな一品ですね。



その他約20点の商品が展示・販売されていましたがどれも厳選され丁寧に作られた商品ばかりで、裏地さんのセレクトのこだわりが垣間みれます。ちなみに「お家ごはんが美味しくなる口福の調味料100味選」の水色の装丁にも、料理は「水」が基本で一番大切という裏地さんのメッセージが込められています。
会期は12月31日まで。

■裏地桂子のハッピーブログ「お福分け」
■ラクエ四条烏丸