苦みが少ない新品種「こどもピーマン」


独特の苦みと青臭い香りが苦手で、特に子供が嫌いな野菜の代表格といえばピーマンですが、タキイ種苗からその苦みや香りを軽減させた新品種「こどもピーマン」なるものが先月から発売されています。

詳細は以下から。

■タキイネット通販 | こどもピーマン・ピー太郎


開発に10年かかったという代物です。メキシコで有名な「ハラペノ」というトウガラシの辛味がない突然変異の個体から育成された「こどもピーマン」は、長さ約10cm、重さ40gほど。従来のピーマンと比べて細長くやや小ぶりでお弁当などに使いやすいサイズです。


また、一般的なピーマンと同様にビタミンCやカロチンが豊富に含まれており肉厚でジューシー。栽培方法も一般的なピーマンと同じなのが特長です。

苦みのないピーマンなどピーマンではない!と言いたいところですが、この品種を通じて、まったく苦手で食わず嫌い的にピーマンのことを敬遠していたお子さんやお子さんではない大人の方にも、その美味しさに気づくきっかけになれば、それはそれでありかもしれません。

種と苗のみの販売で、種子は1袋(30粒)577円。自根9cmポット苗(3本)1500円。それぞれ上記タキイネット通販から購入できますが、苗は来年4月中旬以降のお届けになるようです。