あきたこまちでできた「う米(まい)パスタ」

秋田の太成食品という食品メーカーが、あきたこまち100%でできた「う米(まい)パスタシリーズ」というものを販売しているのを見つけたので、試しに購入して食べてみました。

う米(まい)パスタシリーズの詳細は以下から。


■太成食品「う米(まい)パスタシリーズ」

ラインナップとしてマカロニとパスタがあります。100%あきたこまち米粉でできていて、それぞれプレーンとオレンジ(にんじん粉末入り)、グリーン(ほうれんそう粉末入り)の3種類。

マカロニは1袋(80g)210円(税込)で、今回はにんじん粉末入り、ほうれんそう粉末入りの2種を購入。


こちらはマカロニのオレンジ1袋分。


ほのかに、にんじんの色がついた螺旋状のフジッリタイプのショートパスタです。


グリーン1袋分。


しっかりと鮮やかなほうれんそうのグリーン色がついています。


ホールトマト、ベーコン、人参、カブ、じゃがいも、タマネギ、ニンニク等で作ったミネストローネの具にしてみました。

食感は抜けのいいもっちり感があり、普通のショートパスタに比べると割と軽く食べられます。オレンジ、グリーン共に、にんじんやほうれんそうの味や風味ほとんどしませんが、米粉の癖のない風味があります。ゆで時間は4分と短く、スープができた最後に仕上げとして加える程度で十分ゆであがるので使い勝手はよさそうです。ただ、ゆで時間が少しでも長かったり、少し時間が経つとすぐに柔らかくなり過ぎてしまうので、食べきる分量だけ調理したほうがいいでしょう。


パスタはプレーンを購入。


乾麺で1袋90g入り。


幅が狭めの平麺で、フェットチーネみたいな感じです。


梅、キュウリ、シソ、ホタテ、甘酢、オリーブオイル、塩こしょう等で冷製パスタにしてみました。

こちらもゆで時間は4分ですが、袋には短めにゆでて冷水でしめてオリーブオイルを絡めるといいように表記されていました。たしかに、ゆで上がりの麺はまるで讃岐うどんを湯がいたようなヌメリをまとった状態で、そのまま普通の温かいソースと絡めるような調理は難しいようです。
麺の味や食感は、ベトネム料理のフォーの米麺とほぼ同じです。米粉でできているわけですから、そらそうです。フォーの米麺と違うところは「う米パスタ」にはタピオカ粉が入っていないので、もちもちした食感が少し軽いということぐらいで、これはパスタというよりフォーの麺に限りなく近い、という印象でした。
フォーの米麺はほとんどが輸入モノですので、国産の安心して食べられる素材でできた麺を使いたい時には一考してもいいかもしれません。