室町時代から受継がれる最上伝統野菜「甚五右ヱ門芋」 今季収穫分の販売予約開始
山形県真室川町の大沢地区で、室町時代から作り続けられてきたと伝えられる里芋「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」の今季の収穫がはじまり、10月からの販売に向けて予約受付が始まっています。
「甚五右ヱ門」は、大沢地区で農家を営む佐藤家に代々伝わる里芋の一種です。食感が極めて柔らかく芋煮に最適な品種で、一般的な里芋では堅くて食べない親芋も、子芋と同様に食べられるのが特長です。
佐藤家では先祖代々伝わるこの一子相伝の品種を後世に残すため、優秀な種芋を吟味し、「甚五右ヱ門芋」を伝承されています。
詳細は以下から。
「甚五右ヱ門」は、2009年10月1日には最上伝承野菜にも追加され、現在、佐藤さんが運営されているサイト「森の家」にて、10月から出荷される今季収穫分の販売予約受付が始まっています。
- 販売価格
- 1kg:1,500円(税込)
- 2kg:3,000円(税込)
- (皮剥き)一袋1kg:1,800円(税込)
送料や代引き手数料はかかりますが、全国どこからでも注文が可能となっています。
【最上伝承野菜】
「山形県最上地域特有で概ね昭和20年以前から存在していた野菜・豆類など」で「現在も最上地域で栽培され、自家採種しているもの」のことを言います。現在、30品目が「最上伝承野菜」として認定されています。