火山灰で育つ大山ブロッコリー 今秋から新ブランドとして販売

鳥取県の大山町で収穫されるブロッコリーは、「黒ぼく」という1万年ほど前に噴火した大山の火山灰から生まれた肥沃な土で栽培されており、町の特産品にもなっています。その収穫量は西日本一を誇り、出荷量は全国で7位。
1995年から、鮮度をアピールする「葉つき出荷」を日本で初めて開始し、1997年からは「大山ブロッコリー」という名称で、主に中京の中央卸市場へ出荷されています。
その特徴は花蕾のしまりが良く、瑞々しくて甘味が強く、茎まで食べられます。

そんな「大山ブロッコリー」ですが、今年の10月から新しいブランドとして生産や販売が強化されるそうです。

詳細は以下から。


「黒ぼく」という火山灰は有機物をたくさん含んでいるのが特徴でブロッコリーの栽培に適しています。また、堆肥など有機質肥料を使うことにより化学肥料を7割削減して栽培されており、昨今の健康志向から今後も需要の増加が見込めるそうです。

そのため、JA鳥取西ブロッコリー部会とJA鳥取西部、大山町、鳥取県が「大山ブロッコリー井戸端(サポート)会議」を組織し、今年の10月から生産や販売、消費宣伝を強化し、その取組みの一環として、環境配慮型の新ブランドを立ち上げるそうです。

それに伴い新ブランドの名称が募集されています。

■大山ブロッコリーの新ブランド名称募集!/西部総合事務所農林局/とりネット/鳥取県公式サイト

応募された中から、大山ブロッコリー井戸端会議の選考会にて、最優秀賞1点、優秀賞3点、参加賞5点が決定され、
最優秀賞に選ばれた作品が新ブランドの名称となります。
また、副賞として、以下の副賞が大山ブロッコリー井戸端会議から贈られます。

  • 最優秀賞:2万円相当の大山町特産品詰め合わせ
  • 優秀賞:5千円相当の大山町特産品詰め合わせ
  • 参加賞:3千円相当の大山町特産品詰め合わせ

締切りは、2011年5月9日(月)必着。郵送とFAXで受付。